ケアンズ

タイトル
第七ページ

ジョーのバックパッキング 
著者 濱田恵



  グレートケッペルからブリスベンへ戻りそこから一路タウンズ・ビルへ今度は電車の旅
電車の旅ってけっこうゆっくりしてる。
バスの進み具合からすると一番ゆっくりと移動する乗り物ではないかと思えるほどでした。
思わずぐったりとして日本の鉄道になれているおいらは、なんて遅いんだとしびれを切らすほど
でした。
たまには今にも停止しそうなスピードでゆっくりとまたゆっくりと駅に入っていく電車のなかで
あーあ、このスピードじゃあいったい何時になったらケアンズにつくんだ!
郷に入らば郷に従え!
とばかりに☆しばし日本のペースを忘れて (_ _).。oO
日本を出てから常に一人で旅行していたので、荷物はいつも手元において一時も目を離しま
せんでした。少々お疲れ気味でした。
 でも相席のパプアニューギニアのおばさんと話をしていたら、このおばさんは良い人だと感じ
たので安心し荷物を置いてトイレへ行ったり食堂車へいったりし電車にはシャワーが付いてい
るの発見し思わず浴びてしまいました。

さて、列車の中をうろうろしていると、若者二人が因縁をつけてきたのですが。
かまわずに通り過ぎ無視して自分のシートへ腰掛けていると。
しばらくしてその二人がおいらの所へ謝りにきました。
 どうやら回りの大人に注意されたようで。
わかったといって握手をしたのを思い出しました。

 時期がよかったのか、それともあちらの大人がしっかりしてるのか。
日本人と言うだけで誰もがとても親切にしてくれて、なんてすばらしい国なんだと感心させら
れることばかりでした。気候のなせる技?

ケアンズの
ユースホステルにて
  
  ケアンズのユースでは、さしずめ世界の若者博覧会のごとく食事やくつろぎの時間には
各テーブルがものの見事にそれぞれの出身国で群れの一団ができておりやした。
アメリカ、イギリス、スコットランド、アイルランド、ブルガリア、ドイツ、ベルギー、イスラエル
、フランス、エジプト、ブラジル、日本、台湾など等、思わず国旗を立てたくなりやす。
おいらは一人で行動していたので結構いろんなテーブルからさそわれて雑談にまざっており
やした。
特に印象がつよかったのは、同年代で結構みな軍隊経験があるんだよね。
べつにおいらは軍国主義者ではないけど、やはり皆自分達の力で自分の国を守るんだって
意識をもっているのをみて同じ若者でもずいぶんちがうなって感心したんだ。
やっぱり自分の国を愛するとか守るって気持ちはもっていたいよね。
平和のありがたみを感じました。
 衛星中立国のスイス人はもちろん、スウエーデンの連中も軍隊の缶詰もっていて乾パン
からスープまで持ち歩いている。
一人がナイフでコーヒーをかきまぜながら、ウオッカをそそぎおまえも飲めって!
おいらも酒は好きなのでいっしょに酒盛り    へ(^◇^)〜ノ うい〜っす ☆
一人はベルサイユのバラみたいなすげーカッコイイやつで
もう一人はひげづらで二人ならんでいる様子は、まるでバイキングだ!
二人とも1メートル八十以上あったし、二人をそのまま日本につれてきて俳優ですっていった
なら皆信じるにちがいない うんうん

  それからイスラエルの子からアラビア語を教えてもらい、おいらの名前なんかも書いても
らったんだけどなんだかミミズがはっているみたいで難しくでわかりませんでした。
うーむ難しい!
この中の一人がどうやら戦争の話を始めたんだけど、泣き出してもう話はしないで!
そのシーンを見て。
あ・・おいら達と違って地球のどこかで悲惨な戦争を経験している同年代の若者がいるん
だって事がすごくショックでした。
おもわず考えさせられるものがありました。

バスからの風景!
さてそれからのおいら。

 アナウンサー志望のイギリス人ジョジリナにさそわれていざクランダへ、彼女も結構
背が高く1メートル76はあり、なんだかでこぼこコンビになってしまいましたが。
駅につくとそこはちっぽけなかわいい駅でありました、早速観光に出かけたのですが。
見たこともないスターフルーツやおいしいパッションフルーツ、名前もわからない果物が
たくさんあり思わずうれしくなりました。
こんどボートで川くだりに行かないかって誘われたんだけどおいらはグレートバリアリーフ
を飛ぶ遊覧飛行がしたくてまたもや意見で対立 またまた沈没でありました。
帰りは彼女はバスおいらは電車でケアンズまでもどったんでありますが、そこでこの後
しばらく旅をいっしょにする事になるタカさんと出会いやした。

ふーっ ちょっといっぷく (^^)

  おいらは外人第二段!
  パブへ一人飲みにいっているときでした、カウンター越しになにやらバーテンダー二人
で顔を付き合わせてぼそぼそ話をしてるではありませんか、「おいおまえ日本語わかる?
いやわからないこまったなーっもうすぐ閉店なのに」話が聞こえたので「あっ閉店なのって」
声をかけたら二人顔をそろえてホッとしてやした。
なんだかいつか見た光景ですね。

2000/06/13 更新